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鞄評論家を自称して年間60個のバッグをテストしている。その大半は､機能とルックスの確認に費やされる。が､この2つのバランスが取れていない個体がある。にも関わらず､やけに魅力的なバッグがある。当該品は『VASCO』のレザートートバッグで､30年代に実在したヴィンテージピースをターゲットにしている。よって､仕切りやポケットがないシンプルな仕様。が､他と一線を画す強い存在感を持っている。ヴィンテージと見間違う経年変化加工が秀逸だ
＊素人採寸のため、多少の誤差はご容赦ください
